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宝塚市長選の開票所を設営する市職員ら=宝塚市小浜1、市立スポーツセンター総合体育館
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宝塚市長選の開票所を設営する市職員ら=宝塚市小浜1、市立スポーツセンター総合体育館
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 任期満了に伴う兵庫県宝塚、伊丹の2市長選が11日、投開票される。これまで阪神北地域の中軸として発展し、少子高齢化で曲がり角を迎えている両市の新たな将来像を示そうと、候補者たちは熱のこもった訴えを展開。選挙戦最終日となった10日も支持拡大に向け、精力的に街を駆け抜けた。両市とも11日午後11時半ごろには、大勢が判明する見通し。(西尾和高、久保田麻依子、山岸洋介)

 【宝塚】

 3期12年で中川智子市長が退任する宝塚では、市政運営を継承するか転換するかが争点。無所属の元県議森脇保仁氏(68)=自民推薦▽無所属の元自治会役員末永弥生氏(54)▽維新公認の元県議門隆志氏(54)▽無所属の弁護士山崎晴恵氏(51)-の新人4人が立候補した。

 森脇氏は10日、阪急逆瀬川駅前デッキで街頭演説。保守的な政治信条を同じくする稲田朋美元防衛大臣や、地元選出の大串正樹衆院議員、末松信介参院議員らの来援を受け、最後の訴えを届けた。

 末永氏はコロナ禍に配慮し、録音した音声を拡声器で流しながら、地元の山手台を出発して市役所や阪急逆瀬川駅を一人で練り歩いた。公園で市の財政状況を知らせるチラシを配り、投票を呼び掛けた。

 門氏は、事務所近くの商業施設前で街頭演説を行い、阪急宝塚駅前では日本維新の会の石井苗子参院議員と並んでマイクを握った。その後、石井氏が乗る選挙カーと一緒に、自転車で市内を巡った。

 山崎氏は、中川市長や上原公子前国立市長とともに選挙カーに乗り、市内を巡って遊説。「ファイナル集会」と銘打ち、阪急宝塚駅、逆瀬川駅の前で相次いで演説し、通行人に投票を呼び掛けた。

 午後9時半から市立スポーツセンター総合体育館(小浜1)で開票される。

 3日現在の選挙人名簿登録者数は19万4085人(男性8万8386人、女性10万5699人)。

 【伊丹】

 伊丹市長選には、共産新人の元市議加柴優美氏(69)▽無所属で5期目を狙う藤原保幸氏(66)=自民、公明推薦▽無所属新人の元県議川井田清信氏(66)-の3人が立候補している。

 前回(2017年)が無投票だったため、8年ぶりの選挙戦となった。市立伊丹病院の再編のあり方などが争点で、16年にわたる藤原氏の市政運営の評価も問われている。

 最終日、加柴氏は選挙カーで市内全域を回り、中学3年までの医療費無料化や、中学校給食の無償化などの子育て支援をPR。伊丹病院に統合される近畿中央病院跡地に、総合病院を誘致する公約を訴えた。

 藤原氏は、阪急伊丹駅前で最後の訴えに臨み、末松氏や加田裕之参院議員ら国会議員も駆け付けた。藤原氏は集まった約50人を前に「未来に向けて全身全霊でまちづくりに取り組む」と熱弁した。

 川井田氏は演説会を3カ所でこなした。藤原氏の多選を批判し、建設中の新庁舎の事業費見直しや、共同利用施設の全館存続などを訴え「市民の声をしっかりと聞く市政運営を目指す」と強調した。

 午後9時10分から、大阪芸術大学短期大学部伊丹学舎体育館(荒牧4)で開票される。

 3日現在の選挙人名簿登録者数は16万7756人(男性8万957人、女性8万6799人)。

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