阪神

  • 印刷
謝罪する宝塚市立病院の島廣弘二経営統括部長ら(左から2人目)=宝塚市役所
拡大
謝罪する宝塚市立病院の島廣弘二経営統括部長ら(左から2人目)=宝塚市役所

 宝塚市立病院(兵庫県宝塚市小浜4)の有毒な化学物質を扱う病理検査室で、排気装置の不調が放置された状態で働かされた女性技師が「シックハウス症候群」を発症した問題で、病院は14日、外部調査で有害物質の濃度が低く測定されるように不正を繰り返していたとして同室にいた40代男性副主幹(当時主査)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 問題を巡っては、女性技師が公務災害に認定され、調査した病院の第三者委員会が今年2月、副主幹の不正行為を報告していた。

 病院によると、副主幹は半年に1度ある外部事業者の調査に際し、2011年3月~13年9月の間、排気装置の不調を知りながら有害物質の基準値が上回らないよう、直前に換気装置を作動させたり、濃度が高くなる臓器切り出しの作業を中止させたりしていた。

 病院の聞き取りに副主幹は「どれも調査前の準備で、不正という認識はなかった」と話しているという。

 また、病院は副主幹の管理監督責任を問い、当時の上司で中央検査室技師長だった参与を文書訓告、病院事業管理者、病院長、医療技術部長の3人をいずれも文書厳重注意とした。

 同病院は対策として今春に専任の衛生管理者を1人配置した。「産業医も選び、定期的な作業場巡視を徹底させたい」としている。(西尾和高)

阪神
阪神の最新
もっと見る

天気(5月9日)

  • 24℃
  • ---℃
  • 10%

  • 23℃
  • ---℃
  • 20%

  • 25℃
  • ---℃
  • 10%

  • 26℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ