いじめ、体罰…再発防止に奔走 退任の前尼崎市教育長・松本真氏に聞く

2021/4/22 05:30神戸新聞NEXT

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前尼崎市教育長・松本真氏

　文部科学省のキャリア官僚として初の兵庫県尼崎市教育長に就いた松本真氏（４１）が３月末で退任した。３年間にわたり約２千人の教員が働く教育行政のかじを取り、何度もいじめや体罰問題が噴出して謝罪した。再発防止を期し、学校や教育委員会によるガバナンス（統治）強化や情報公開など改革を試みたが「現場の一人一人に響きわたるところまで到達した実感はない。再生は途上」と率直な思いを語った。（竹本拓也）

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