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刀工によって、鞘から抜かれた宝刀「鬼切丸」=川西市多田院多田所町、多田神社
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刀工によって、鞘から抜かれた宝刀「鬼切丸」=川西市多田院多田所町、多田神社
展示スペースに収められた鬼切丸=川西市多田院多田所町、多田神社
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展示スペースに収められた鬼切丸=川西市多田院多田所町、多田神社
中子に刻まれた「安綱」の銘=川西市多田院多田所町、多田神社
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中子に刻まれた「安綱」の銘=川西市多田院多田所町、多田神社
討伐のため鬼を酔わせる様子などが描かれた「大江山鬼賊退治絵巻」=川西市多田院多田所町、多田神社
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討伐のため鬼を酔わせる様子などが描かれた「大江山鬼賊退治絵巻」=川西市多田院多田所町、多田神社
江戸期の鬼の面=川西市多田院多田所町、多田神社
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江戸期の鬼の面=川西市多田院多田所町、多田神社

 平安時代に鬼の酒呑童子(しゅてんどうじ)を討伐した際に使ったと伝わる源頼光の宝刀「鬼切丸(おにきりまる)」が5月1日から、ゆかりの多田神社(兵庫県川西市多田院多田所町)で一般公開されることが決まった。これまで鞘(さや)に収めた状態で展示したことはあるが、今年は頼光の没後千年の節目となり、現存する記録上初めて刀身を披露することにした。(斎藤雅志)

 鬼切丸は国宝「童子切(どうじぎり)」(東京国立博物館蔵)で名高い刀工「安綱」の作と伝えられる。

 26日には公開に向け、境内の国登録有形文化財「宝物殿」で、保管用の白鞘から刀身を抜いて展示スペースに並べる作業があった。

 作業を任されたのは兵庫県姫路市の刀工・明珍宗裕さん(46)。手袋をはめて刀を抜くと、薄暗い室内で刃がぎらりと光った。さらに専用の工具で柄を外すと、中子にくっきりと「安綱」の刻印が確認できた。

 明珍さんは「千年の時間を感じさせないほど、みずみずしさと力強さを感じる」と見入り「美しさや輝きだけでなく、刀の使命が伝わってくる。すごい存在感だ」と絶賛した。

 多田神社は、清和源氏発祥の地。開祖・源満仲の長男頼光は勅命を受け、金太郎伝説のモデルとなった坂田金時ら四天王を引き連れて京都・大江山の鬼「酒呑童子」を退治したという伝説があり、歌舞伎の演目などでも知られる。

 アニメ映画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の大ヒットもあって鬼や刀に注目が集まる中、福本賀範(よしのり)宮司(39)は「川西にゆかりのある頼光公を広く知ってもらえるきっかけになってほしい」と話す。

 鬼退治の様子を描いた「大江山鬼賊退治絵巻」や甲冑(かっちゅう)などを含む計50点も公開する。無料。5月1日~6月27日の土・日・祝日。午前10時~午後3時。新型コロナの感染情勢で中止の可能性もある。多田神社TEL072・793・0001

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