兵庫県伊丹市内の通学路などに防犯カメラを設置し、高齢者や児童を見守る「まちなかミマモルメ」事業で3月、認知症で徘徊していた市内の高齢男性(76)の位置情報を運行中の市バスが受信したことで、家族が無事に発見できた。息子で市職員の男性(39)は徘徊に対応する難しさを語り「ミマモルメがなければ途方に暮れていた。命を助けてもらった」と当時を振り返った。(久保田麻依子)
「ミマモルメ」事業は2016年1月にスタート。利用者が500円玉ほどの発信器「ビーコンタグ」を身に付け、受信機の近くを通ると、登録したスマートフォンのアプリに居場所が通知される。受信機は市内の電柱など1200カ所に設置し、1月には市バスの全93台に移動式受信機を導入したばかりだった。
職員によると、父親は2年半ほど前から徘徊が始まり、多い時は毎月のように行方不明になった。西宮、芦屋市内で警察に保護されたり、尼崎市の沿岸部で救急搬送されたりしたため、家族が「ミマモルメ」に登録して父親の財布の中にビーコンタグを入れていた。
3月7日昼ごろ、JR伊丹駅と大阪(伊丹)空港を結ぶ市バスの受信機がトンネル内で、父親の居場所を受信した。職員が川西市内で買い物中、スマホを見て気付くと、実家の母親に連絡して自身も急行。数十分後に大阪府豊中市側で発見したという。
自宅から5~6キロほど歩いたとみられるが「疲れた様子やけがはなく、ただただホッとした」と振り返る。市バスの履歴のほか、144メートルごとに設けた受信機の地点からも、数分ごとに通過履歴が送られていた。
市都市安全企画課によると、発見された現場は豊中市との市境付近で「移動式受信機とすれ違ったからこそ、市域外でも検知ができた」と効果を説明する。
ミマモルメは主に市内の小学校低学年の児童と保護者が利用し、高齢者家族は176件の登録がある。導入から5年で街頭犯罪の認知件数は7割近く減ったといい、同課の中西慎二主幹は「行方不明者の救助報告を受けたのは初めて。今後も日本一安全なまちづくりに向けて力を入れたい」と語った。

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