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西宮神社に建てられた「関西吹奏楽功労者の碑」=西宮市社家町、西宮神社
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西宮神社に建てられた「関西吹奏楽功労者の碑」=西宮市社家町、西宮神社

 「もっと吹け もっと奏でよ もっと楽しめ」-。関西音楽界の第一人者だった大阪フィルハーモニー交響楽団の創始者、朝比奈隆氏(1908~2001年)の教えを刻んだ石碑の除幕式が5日、西宮神社(兵庫県西宮市社家町)であった。「関西吹奏楽功労者の碑」。西宮市吹奏楽連盟などが建立し、来年から5月5日を「関西吹奏楽の日」と定め、石碑の前で演奏会を開くという。(村上貴浩)

 石碑は香川県産の庵治(あじ)石製。朝比奈氏の功績を記した台座を含めて高さ2・5メートルになる。

 関西の吹奏楽は、神戸市に住んだ朝比奈氏の影響もあって戦前、戦中から盛んで、近年も学生コンクールでは関西勢が入賞校の半数以上を占めるというレベルの高さを誇っている。

 中でも西宮市は今津中学が全日本吹奏楽コンクールで過去15回の金賞、上甲子園中学が全日本マーチングコンテストで4年連続の金賞に輝く。県立西宮高には公立高校で唯一の音楽科があり、市も05年の県立芸術文化センター開館を機に「音楽と出会うまち」を掲げて振興策を進めている。

 こうした功績を後世に伝えてさらに発展させようと、市吹奏楽連盟の今西永児会長が中心になって関西の音楽指導者やOBらに石碑建立を呼び掛けた。西宮神社には「芸能の神」とあがめられた百太夫神社が遷座されており、神社側も快諾したという。

 5日午前11時、除幕式には関係者約30人が参列した。今西会長は関西学院大学時代に朝比奈氏から指導を受けたといい「先生の熱い思いを石碑に込めることができた。関西をはじめ全国各地で夢を追う人々がいる。彼らに福を舞い降ろす地になってほしい」と喜んだ。

 井戸敏三知事も出席し、06年の「のじぎく国体」を回想。県警音楽隊をはじめ、県内の中学、高校、大学生約700人で奏でたファンファーレが今でも忘れられないとし「人々を元気づけ、楽しませることができる吹奏楽がこれからも発展してほしい」と話した。

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