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県道沿いに設置されている猪名川町のPR看板。横には同町のマスコットキャラクター「いなぼう」の像も=猪名川町差組
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 13日告示、18日投開票の兵庫県猪名川町長選は、3期12年を務めた福田長治町長(74)が退任を決め、運営方針を継承するか刷新するかを争点に12年ぶりの選挙戦となりそうだ。福田町政は安定財政を保ちつつ米国物流大手「プロロジス」を誘致した一方、女性の平均寿命が全国2位だった「県内最長寿のまち」には変化が見られ、さらなる医療と福祉の充実を求める町民の声が高まっている。(斎藤雅志)

 2009年、前町長の退任で12年ぶりの選挙戦となった町長選で一騎打ちを制したのが前町議の福田氏だった。その後、2度の無投票当選を果たしてきた。

 1970年からニュータウン開発が進み、それまで7千人台だった人口は89年に2万人、2004年に3万人を超えた。町は14年から雇用と定住につなげようと企業誘致に注力し、ついに15年、プロロジスの物流施設建設が決まった。

 建設地は、16年に開通した新名神高速道路の川西インターチェンジに近く、延べ床面積は約35万平方メートル。周辺地域から千人以上の雇用を見込む。今秋には全て完成する予定だ。

 しかし、誘致を進める間に町の情勢は変わってきた。09年に人口は約3万2千人をピークに減少に転じ、町は目標とする「3万5千人」を「3万人維持」に見直した。

 少子高齢化への対応は欠かせない。教育問題では、子どもの減った小中学校の統廃合を進めており、来年度に六瀬・中谷中学の統合で一段落する予定という。

 さらに平均寿命も05年には男女ともに県内1位だったが、最新の15年で女性はトップを保ちつつも、男性は6位に後退した。

 町民アンケートで「他市町に移り住みたい」とした人のうち60歳以上が理由に挙げる最多が「医療環境」だ。

 町内には民間病院2カ所と一般診療所が16カ所あるが、総合病院はない。町は「公立病院は財政負担が重すぎる」として大型民間病院の誘致に奔走するも、手応えを得られていない。がん検診の申込書を全世帯に配るなど、予防医療に力を入れているのが現状だ。

 ごみの収集方法を巡ってもお年寄りを中心に戸別収集への切り替えを求める声が寄せられている。10~20軒ごとに設けている集積場所(ステーション)に運べなくなったり、当番制が維持できなかったりする問題が噴出。住民との協議はコロナ禍で止まっている。

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