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 兵庫県猪名川町が移転・拡張計画を進めてきた「道の駅いながわ」を巡り、事業者選定の入札が中止されたことが分かった。大阪市の建設会社を中心とする企業グループだけが参加予定だったが、今月9日の期限までに事業提案書を提出せず、辞退を届け出た。8月1日に就任する岡本信司・新町長が移転事業の凍結を打ち出していることもあり、計画は事実上ストップする。(斎藤雅志)

■新町長は計画凍結方針

 町は2019年、道の駅を町域の中部から南部に移転させ、温浴施設や子育て関連施設なども併設する計画を発表した。民間が資金調達や建設、管理運営を担うPFI方式を採用。24年7月のオープンを目指し、今年3月には移転先の農地3・9ヘクタールを約5億5千万円で購入した。

 土地買収に先立つ3月1日には、建設や20年間の運営を担う事業者を選ぶための入札を公告し、予定価格を約24億7千万円とした。唯一応募した企業グループの参加資格が5月に認められ、8月末に事業者が決まる予定だった。

 辞退を受け、町の担当課は「今後、事業がどのように進んでいくかは未定」としている。

     ◇     ◇

 道の駅の移転・拡張を巡っては19年、反対する住民グループが「説明が不十分」として、賛否を問う住民投票条例の制定を求めて署名活動を展開。直接請求に必要な有権者の50分の1を上回る2671人の署名を集め、条例案を町に提出したが、同年6月の町議会で否決された。

 同年9月には町議選があり、移転事業が争点になった。改選後の町議会で議員6人が改めて住民投票条例案を提出したが、再び賛成7人、反対8人で否決されていた。

 今月18日の町長選では、元町議の岡本氏が、福田長治町長(74)の進めた町政の「刷新」を訴えて初当選。公約には、道の駅の移転・拡張事業の凍結を挙げていた。

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