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西宮市の和ろうそく
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西宮市の和ろうそく
川西市の一庫炭
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川西市の一庫炭
宝塚市花のダリア
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宝塚市花のダリア
神戸新聞NEXT
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 24日に開幕する東京パラリンピックを前に、兵庫県の阪神間6市1町では、聖火のもととなる「採火」の式典と展示が12日から順次始まる。地元の特産品を活用したり、市民参加型で採火したり。各地で工夫を凝らして集めた火は展示したのち、16日に神戸市である「聖火フェスティバル」で集火され、東京へと向かう。(久保田麻依子)

 パラリンピックでは、全国の市町村が独自の方法で採火し、都道府県単位で火を集める。その後、競技開催地の1都3県で聖火リレーなどを行い、東京で聖火される。

 阪神間では、12日の芦屋市と川西市を最初に、15日までに全市町で採火式を実施。一般向けに展示した後、16日に神戸総合運動公園陸上競技場(神戸市須磨区)であるイベントで各市町の火がともされる。

 特産品を使った採火では、西宮市名産の「和ろうそく」▽川西市北部・黒川地区で生産される最高級品の「菊炭(一庫炭)」▽宝塚市花「ダリア」をモチーフにしたキャンドル-などが披露される。

 新型コロナ対策を考慮しながら、イベントを通じて採火する自治体も。尼崎市は市民による火おこし体験でおこした火を集め、市内3会場で巡回展示する。芦屋市は県立芦屋高校書道部の生徒と小中学生らが、障害への理解をテーマにした書道パフォーマンスを実施した後、横断幕の一部を火種に採火する。

 伊丹市は来年秋にオープンする新庁舎の建設に伴い、伐採したクスノキから採火。展示会場では、メダルが期待される女子走り幅跳びの中西麻耶らへの応援メッセージを書き込む横断幕も設け、選手らに届ける予定という。

 猪名川町は、オリンピックの聖火の儀式にならい、太陽光を集めて火おこしを行う。

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