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開会式の司会を務めた武庫川女子大付属高の金山未来さん(代表撮影)
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開会式の司会を務めた武庫川女子大付属高の金山未来さん(代表撮影)

 全国高校野球選手権大会が10日、2年ぶりに開幕し、兵庫県西宮市ゆかりの若者たちが、開会式を支えるという“夢舞台”に立った。司会では、武庫川女子大付属高(同市枝川町)放送部の3年金山未来さん(17)=同県宝塚市=が2度目の役を果たし、プラカード係は、伝統の市立西宮高校(高座町)女子生徒たちが務めた。(久保田麻依子)

 甲子園球場での司会は、1年生の時に担った閉会式に次いで2回目の大役。「放送部員たちにとっては憧れの舞台。昨年、参加の機会がなかった先輩たちの思いも込めて、精いっぱい務めた」と語る。

 小学生の頃から放送の世界に関わり、高校入学と同時に甲子園球場での司会を目標に活動してきた。

 6月にあったNHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会のアナウンス部門。1、2位になれば開会式、3、4位は閉会式で司会を担うのが通例だ。

 今年は、コロナ禍前より部活動の時間は激減したが「オンラインで先生に指導してもらうなど、新しいスタイルでの練習もできた」と振り返り、見事優勝を手にした。

 台風9号の影響で1日遅れの開会式となり、2年前に聞こえた「がんばれ」や「よくやった」の声は響かなかった。しかし、無観客の球場だからこそ「読むことに必死になるのではなく、球場を明るく盛り上げる役になろうと意識した」と晴れ晴れしく笑った。

 熱戦を繰り広げる球児たちに向けて「悔いのない試合を見せてほしい」とエールを送った。

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