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車いすでも演壇に立ちやすいよう議場に整備されているリフト。ボタンで高さを調整できる=芦屋市精道町
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車いすでも演壇に立ちやすいよう議場に整備されているリフト。ボタンで高さを調整できる=芦屋市精道町

 両脚の骨が壊死(えし)する病気で車いすを利用する兵庫県芦屋市の長谷基弘市議(無所属)に対し、議場の壇上にある「議長席」への登り方や健康状態などを質問し、長谷市議から「差別発言だ」と指摘された徳田直彦市議(公明党)が1日までに書面で回答し、健康面を心配しての発言だったとする趣旨を伝えた。取材には「差別には当たらない」としている。長谷市議はさらなる説明を求め、1日に再び徳田市議へ質問状を送った。

 長谷市議は5月末、副議長選の立候補者として所信表明をした際に徳田市議から投げ掛けられた一連の発言を「身体に障害や病気を持つ者は正副議長の資格がないと言っているのと同じで差別だ」とし、発言意図の説明を求めて公開質問状を送っていた。

 これに対して徳田市議はA4判1枚に記して8月31日に回答。書面では差別かどうかの言及はせず、「副議長職は激務であることから健康面は大丈夫ですかと心配してお尋ねしたものであり、身体的な理由で副議長になるべきでないと言ったものではありません」などとした。

 議事録によると徳田市議は、議員らが立つ「演壇」などがバリアフリー化されていることに触れ、「長谷議員が車いすを使用されていますので(演壇に)昇降できるように改装しました」「(長谷市議が)立って歩いているというところも現認しております」などと発言。また副議長は公式行事への出席が多いとして「最近、入院されることも多いみたいですが(略)体調的には大丈夫だというふうに考えているのか」と問い掛けるなどした。

 長谷市議は回答に対し「一連の発言は健康面への気遣いとは受け止められない」として再び質問状を送付。書面で「私以外の方が議会で身体的ハンディキャップを背負いながら議員活動をする可能性も今後考えられる。このようなことが二度と議会で起こらないよう発言の真意をしっかりと確認し、検証することが大切」などと記した。(大田将之)

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