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米を持参して喜びを語る上殿美仁さん=猪名川町役場
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米を持参して喜びを語る上殿美仁さん=猪名川町役場
アイガモのひなに餌やりをする上殿さん=今年5月、猪名川町下阿古谷
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アイガモのひなに餌やりをする上殿さん=今年5月、猪名川町下阿古谷

 五穀豊穣(ごこくほうじょう)に感謝し、毎年11月23日に執り行われる宮中祭祀(さいし)「新嘗祭(にいなめさい)」に、兵庫県の代表として猪名川町下阿古谷(しもあこたに)の農家上殿美仁(うえどのよしひと)さん(64)がアイガモ農法で作ったコシヒカリの新米が使われる。新嘗祭には同町から1985年にアワを献上したが、米については町合併前の1945(昭和20)年に旧中谷村から供えられて以来、76年ぶりとなる。(斎藤雅志)

 新嘗祭は、収穫された米などの穀物を天皇が神々に供えて自らも食べ、国家や国民の安寧を祈願する儀式。全国各地から農産品や海産物が届けられる。

 上殿さんはJA兵庫六甲猪名川営農支援センターの「アイガモ部会」で部会長を務め、活動の成果が認められた。アイガモはひなから育て、水田に放した後はアライグマやカラスから守るために電気柵などを設置する。「手間はかかるけど、できた米はつやつやと光っている」と手応えを語る。

 今年は約1ヘクタールの稲をアイガモ農法で育て、8月下旬に収穫。妻と2人でピンセットを使って1粒ずつ吟味し、10日ほどかけて献上用の1升分を用意した。

 このほど、岡本信司町長に報告のため同町役場を訪れた上殿さんは「よい評価をしてもらえて光栄です。猪名川産米の知名度が高まり、地域の農業がより発展するようにこれからも頑張りたい」と喜びを語った。

 アイガモ部会の農家が生産した新米は「道の駅いながわ」(猪名川町万善)や農産物直売所「スマイル阪神」(伊丹市北本町)で販売しているほか、猪名川町のふるさと納税返礼品として活用する。

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