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ふるさと納税の返礼品に加わったサクラの独自品種「宮の雛桜」の培養苗=西宮市役所
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ふるさと納税の返礼品に加わったサクラの独自品種「宮の雛桜」の培養苗=西宮市役所
宮の雛桜(市提供)
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宮の雛桜(市提供)

 兵庫県西宮市は、市花サクラの新品種として独自開発した「宮の雛桜(ひなざくら)」の培養苗を、ふるさと納税の返礼品に加えた。西宮らしさを演出しようと、地元の酒造会社から調達したカップ酒の瓶に苗を封入。約2カ月は室内に飾って生育を鑑賞でき、春になれば瓶から出してベランダや屋外で育てられる。3万円の寄付に対し、栽培キット一式とともに苗を送る。50セット限定。(山岸洋介)

 宮の雛桜は、サクラの研究を進める市植物生産研究センターが、一般家庭でも鉢植えで育てられるよう開発。樹高が低いマメザクラ系のため高さ1メートル未満でも開花し、枝切りで樹形を整えられる。花は白く、半八重咲きという。

 西宮市では昨年度、ふるさと納税で約1億2700万円の寄付があり、返礼品を送り始めた2016年度の約2・3倍に増えた。一方、ほかの自治体に寄付した西宮市民の住民税が控除されるため、昨年度だけで約20億円の税収が失われている。

 流出額が62中核市でワーストという現状を打破しようと、返礼品の品ぞろえを段階的に強化しており、西宮らしさを発信できる品として、今月5日から苗も布陣に加えた。

 親株の細胞を無菌状態で培養して作った苗をカップ酒の瓶に入れ、栄養の入ったゼリー状の培地に根を浸している。約2カ月後に瓶から出すまで水や肥料を与える必要はない。

 寄付は12月31日まで受け付け、来年1月20日ごろ発送。最初の開花は24年春の見込みという。「宮の雛桜」が一般向けに頒布されるのは初めてで、市は「ほかにはないオリジナル品種のサクラを、ぜひ育ててみてほしい」としている。

 市商工課TEL0798・35・3327

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