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ローマ字で「Gomencho」と書かれた郷免町交差点=西宮市郷免町
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ローマ字で「Gomencho」と書かれた郷免町交差点=西宮市郷免町
「ごめん」という行き先表示板を掲げて走る路面電車=高知県南国市後免町1丁目(撮影・高知新聞)
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「ごめん」という行き先表示板を掲げて走る路面電車=高知県南国市後免町1丁目(撮影・高知新聞)
とさでん交通の停留所。「ごめん方面行き」とある=2020年6月、高知市
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とさでん交通の停留所。「ごめん方面行き」とある=2020年6月、高知市

 高知県を訪れた際、路面電車が「ごめん」と表示しているのを見て驚いた。なぜ謝っているのか。行き先の「後免町(ごめんまち)」(同県南国市)を平仮名にしただけなのだが、謝りながら走る電車としてよく知られている。

 そんなことを思い出しながら国道2号を歩くと、兵庫県・西宮と芦屋の市境付近に「郷免町」という交差点を見つけた。併記されたローマ字は「Gomencho」。ん? ごめんちょ? 語尾が、ちょっとおふざけしているようにも思える。

 西宮商工会議所が出版した「町名の話」によると、「郷」は郡の下に置かれた行政区画に由来し、「免」は年貢などを免除された地(免田)を指す。つまり「郷の経費に充てるため領主への租税等を免除された地」と解釈できるという。また「神」なども「ごう」と読むため、広田神社などに供えるための免田の可能性も指摘している。

 ちなみに高知県の「後免町」は、江戸時代に開墾する際、人集めのために年貢や諸役を免除したことに由来するという。当初は「御免」だったが、後に「後免」となったそうだ。実は、アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんが少年期を過ごした場所でもある。

 ところで、西宮市立郷土資料館(川添町)に聞くと、郷免町は「ごうめんちょう」と読むという。読み方も間違えていたなんて、ごめんちょ…。いえ、すみませんでした。(中川 恵)

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