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世界中の18種類の料理をレトルトで楽しめる自販機=尼崎市尾浜町3
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世界中の18種類の料理をレトルトで楽しめる自販機=尼崎市尾浜町3
米国南部の家庭料理「ガンボ」(提供)
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米国南部の家庭料理「ガンボ」(提供)
紙で包装されて料理の説明も書いている(提供)
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紙で包装されて料理の説明も書いている(提供)

 米国南部のガンボ、モロッコのハリラスープ、ウクライナのボルシチ…。現地でしかなかなか食べられない世界18種類の料理をレトルトで楽しめる自動販売機が、兵庫県尼崎市尾浜町3の市道沿いに登場した。阪神間では初めての設置で、平和を考えるきっかけにしてもらおうという狙いもある。

 レトルト食品は、製造会社「世界のごちそう博物館」(神戸市東灘区魚崎南町3)のオーナー本山尚義さん(56)が作り、自販機設置を土地所有者から持ち掛けられて快諾した。

 1996年から約3年間、東南アジアや欧州の約30カ国を訪ね、市場のおばちゃんたちの自宅に招かれたり、レストランを手伝ったりして、日本が国家承認している195カ国の料理を全て習得。レシピ本も出版して、日本レシピ大賞特別選考委員長賞を受けた。

 自販機は今春に設置。料理はパック詰めで、手書き感のあるデザインの紙で包装した。ガンボはアフリカ産のオクラが奴隷船で米国に運び込まれたのが発祥と伝わる鶏肉入りのスパイシースープ。ハリラスープはトマトをベースとしてイスラム教徒がラマダン(断食月)の後に食べるという。他にもご当地メニューとして国産牛を使った「神戸ハイカラ牛すじカレー」を並べた。

 「国も料理も同じで、いくつもの文化や歴史が混ざり合ってできている」と本山さんは話す。「食を通じて互いの価値観を尊重し、世界の人々に思いをはせてほしい」(浮田志保)

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