兵庫県川西市出身で、プロ野球ヤクルトの名捕手として活躍した古田敦也さんの功績を紹介する「古田敦也メモリアルギャラリー」（同市火打１）が、展示品を入れ替えリニューアルした。現役時代の活躍ぶりに焦点をあて、ゴールデングラブ賞のトロフィーなどが並ぶ。（久保田麻依子）

　古田さんは川西明峰高校、立命館大学、社会人を経て１９９０年にヤクルトに入団。野村克也監督率いる９０年代の「ヤクルト黄金時代」を築いた。２００５年には川西市初の名誉市民に認定された。

　メモリアルギャラリーは、市民に古田さんの功績を広く伝えようと１８年９月、キセラ川西プラザ福祉棟に開設した。今回のリニューアルでは一部を入れ替え、４１点を展示。ゴールデングラブ賞や２千本安打達成のバットをはじめ、現役時代に使っていたユニホームや捕手ミット、帽子が並ぶ。

　メモリアルギャラリーは閲覧無料、年中無休。午前９時～午後１０時。問い合わせは市文化・観光・スポーツ課ＴＥＬ０７２・７４０・１１６１