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女将の樋口京子さん=尼崎市宮内町2
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女将の樋口京子さん=尼崎市宮内町2
竹谷八左ヱ門(提供)
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竹谷八左ヱ門(提供)
潮江文次郎(提供)
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潮江文次郎(提供)
店長の房野恭展さん
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店長の房野恭展さん
格子柄の色紙が巻かれたオリジナルの「潮江食パン」(提供)
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格子柄の色紙が巻かれたオリジナルの「潮江食パン」(提供)

 人気アニメ「忍たま乱太郎」は来春で放送開始から30年となり、兵庫県尼崎市では聖地としてまちを盛り上げようとする市民の動きが加速している。登場人物の名前には尼崎の地名が多く使われ、全国から巡礼に訪れるファンは愛称で「忍クラさん」(忍たまクラスターの略)と呼ばれる。「ようこそ、アマへ」。そんなもてなしの心で多彩なイベントを企画する人々を紹介する。(浮田志保)

■下坂部平太、三反田数馬、久々知兵助…由来の地名巡る「ファンのつどい」

 忍たま乱太郎は、同市在住の漫画家尼子騒兵衛さんの「落第忍者乱太郎」が原作で、1993年4月にアニメ放送が始まった。主人公の猪名寺乱太郎をはじめ、下坂部平太、三反田数馬、久々知兵助など、尼崎の地名がついた「忍者のたまご」たちが活躍する。

 放送30年に向け、24日午前10時~午後3時には潮江素盞鳴(すさのお)神社(潮江2)で「尼崎地名めぐり ファンのつどい」が開かれる。

 潮江社会福祉連絡協議会を中心につくる実行委員会が主催し、ファンに絵を描いてもらって境内に展示したり、忍者に変装して記念撮影をする時間を設けたりする。

■「潮江文次郎」イメージのパン限定販売

 焼きたて食パン専門店一本堂尼崎店(潮江1)が、イベント用に作った「潮江食パン」を23、24日、先着30人に限定販売する。

 パンにイメージしたのは、主人公の先輩「潮江文次郎」だ。忍術学園で最もぎらぎらして鍛錬に励むキャラクターでもある。そこで忍者服の緑色に合わせ、パンの生地には抹茶を練り込み、大粒のホワイトチョコレートを入れた。

 その上でパンの掛け紙には格子柄をデザイン。店名の「堂」の文字には、手裏剣やそろばんの玉をあしらうという遊び心も添えた。

 「ファンのために少しでも力になりたい」と房野恭展(みつのぶ)店長(50)が話す。従業員に熱心なファンもいて知恵を出し合ったといい「遠くから足を運んでくれる人を笑顔にできればうれしい」と期待を込めた。

■作者も来館した「忍者屋敷」

 竹家荘旅館(同市宮内町2)は、1947年創業の老舗旅館。旅館近くの「竹谷地区」から名付けられたキャラクターが「竹谷八左ヱ門」だ。

 しっかり者の先輩で、大の生物好き。作者の尼子騒兵衛さんも来館したことがあり、訪れるファンは後を絶たない。館内は昭和レトロな雰囲気が漂い、どこか忍者屋敷のようでもある。

 旅館は今回のイベント前に宿泊した客に対し、プレゼントを贈ることにした。内容については、当日のお楽しみ。また旅館2階には、チョークで絵や文字を楽しめる黒色の壁も設けている。

 3代目女将(おかみ)の樋口京子さん(68)は海外生活が長く、90年代は忍たまの名前も知らなかった。しかし2003年に帰国して旅館を継ぐと大勢のファン来訪に驚き、自身も積極的に学んで会話を楽しめるようになったという。

 「ぜひ足を運んでもらい、人情に厚い尼崎の良さを堪能してほしい」

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