「高校3年間に自由はなかった」。尼崎市長選(13日告示、20日投開票)の立候補予定者にまちの課題を問う「市長選ミーティング」が兵庫県立尼崎高校(同市北大物町)であり、高校生が新型コロナウイルス禍での経験を基に疑問を投げかけた。けがで車いす生活を送った生徒は段差の多さに気付き、バリアフリーの大切さを訴えた。
■コロナ禍で自由がなかった
神戸新聞社が高校の協力を得て企画した討論会の第3弾。3年生の代表5人がそれぞれ質問し、立候補を表明している社会福祉法人理事長で日本維新の会公認の大原隼人氏(44)と、同市の前教育長で無所属の松本真氏(43)が応じた。
3年生はコロナ禍の中で入学し、制限のある高校生活を送ってきた。堀尾羽奏さん(17)は「昼ご飯の時も黙るように言われ、あまり自由はなかった」と明かし、コロナ対策を尋ねた。
大原氏は「市長には多くの権限があるので、危機の時にリーダーシップを発揮し、対策で責任を取るのが本当の市長」と首長の在り方を強調した。
松本氏は「学校は制限され、大人は働いているあべこべの状況が続いている。大人が外で生活しているのと同じ条件で、学校生活が送れるように応援したい」と話した。
■車いす生活で苦労した
「道路に段差が多く、街はバリアーだらけ」
1カ月ほど前、足をけがして2週間の車いす生活を余儀なくされた山本恵さん(17)は移動で苦労した体験から、バリアフリーについての考えを聞いた。
松本氏は「市の仕事は幅広い世代が生活しやすいように環境を整えること」とし、「障害者や高齢者から声を聞き、対応する努力を続ける」と述べた。
大原氏はバリアフリーについて「市が管理する市道、それ以外の私道でも条例を制定して規制することはできる。当事者の意見を取り入れたい」と応じた。
■なぜあんなことが起こったのか
塩壮太さん(18)は、市が全市民の個人情報が入ったUSBを一時紛失した事件を取り上げ、「なぜあんなことが起こったのか。対策を知りたい」と尋ねた。
大原氏は「誰の責任でデータを管理しているかが明確であれば起きなかったかもしれない」と語り、「デジタルに関する情報管理の責任者を置いて市長と密に連携を取り、データを管理していくことが必要」と提案した。
松本氏は「市のデータは城のお堀のように外から触れないようにしているが、お堀の中に入れば誰でも触ることができるのが現状」と指摘。「誰がいつ、どうやって情報を触ったかが記録される仕組みをつくることが大切」と強調した。(村上貴浩)

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