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教育や子育ての部署がある2階フロア。キッズスペースも備えた=伊丹市千僧1(撮影・斎藤雅志)
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教育や子育ての部署がある2階フロア。キッズスペースも備えた=伊丹市千僧1(撮影・斎藤雅志)
開放感にこだわった会議室=伊丹市千僧1
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開放感にこだわった会議室=伊丹市千僧1
飛行機の離陸を見学できる展望デッキ=伊丹市千僧1
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飛行機の離陸を見学できる展望デッキ=伊丹市千僧1
外観に取り付けた西日よけはエコを意識した=伊丹市千僧1
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外観に取り付けた西日よけはエコを意識した=伊丹市千僧1
来庁者向けの受付カード発券機=伊丹市千僧1
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来庁者向けの受付カード発券機=伊丹市千僧1

 28日に開庁する伊丹市役所新庁舎(兵庫県伊丹市千僧1)の関係者向け内覧会が16日にあった。外壁に西日よけのフィンを波打つように取り付けたデザインは、世界的建築家の隈研吾さんが考案。市民サービスと環境配慮、防災に最先端のシステムを導入し、屋上に設けた展望デッキからは大阪(伊丹)空港を飛び立つ旅客機を見ることができる。(久保田麻依子)

 新庁舎は地上6階、地下1階建て、延べ床面積約2万1千平方メートル。解体する現庁舎とほぼ同規模で、1940(昭和15)年の市制発足から4代目となる。

 市民窓口を1~2階に集め、引っ越しや福祉、子育てに関する手続きを少ない移動でできる。デジタル化を一気に進めて受付をタッチパネル式にし、大型モニターに順番が表示される。

 1階にはモニターを見ながら休憩できるスペースを設け、全国の公共施設で初となる無人決済システム導入のコンビニを開業させる。展望デッキを含め、手続き以外でも足を運んでくれるよう工夫を凝らした。

 職員約千人の働き方改革に目を向け、執務室のデザイン性にもこだわった。ワークスペースはカフェを意識した造りとし、テレワーク専用の個室も設けた。

 また、「100年に1度」の地震を想定した免震装置を備え、太陽光パネルや断熱材を駆使して使用エネルギーの削減を目指す。

 現庁舎は今年12月から解体し、跡地に市民広場を整備。一連の事業は2024年秋に完了する見通し。

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