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支援者にねぎらいを受ける大原隼人氏=尼崎市東難波町5(撮影・土井秀人)
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支援者にねぎらいを受ける大原隼人氏=尼崎市東難波町5(撮影・土井秀人)

 日本維新の会、またも兵庫県内市長の悲願ならず-。落選の一報を知った大原隼人氏(44)は「応援してくれたみなさんや仲間の期待に応えられず、力不足だった」と頭を下げた。

 2018年、当時大阪府知事の松井一郎氏に会い、維新の考え方に共感。兵庫維新塾が設立されて入門し「尼崎を子どもたちに誇れるまちにしたい」と今年9月、尼崎市長選に手を挙げた。

 地元育ち、二児の父、保育園経営者-を前面に出して市内を自転車で回り、議員ら約100人が尼崎入りし総力戦を展開。幹部らも続々と応援に駆け付けた。

 しかし、双方とも「子育て支援」を掲げたため対立軸をつくれず、説得力ある市政批判も打ち出せないまま、県や大阪との連携強化という訴えに終始した。「万博を見据えて大阪・夢洲までロープウエーをつなぐ」との構想も有権者の手応えはつかみきれなかった。

 大原氏は「一定の人が変革を求めていると感じた。これからも『まちは変わる』ことを市民の皆さんに訴え続ける」と話した。(村上貴浩、西尾和高)

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