市民派2市長による20年改革の先は、43歳の元官僚という若いリーダーに託された。20日投開票の兵庫県尼崎市長選で、初当選した現職後継で前市教育長の松本真氏(43)。「対話力と実行力で、尼崎をもっともっと良いまちにする」と訴えてきた。吉報を喜びつつ「大学なら合格、就職なら内定をもらった段階。市民の期待を確信にできるか、問われるのはこれから」と引き締めた。
午後8時の当選確実の報を聞いて事務所に現れ、激しい選挙戦を「軍艦に手こぎボートで立ち向かっていくような感覚だった」と振り返った。そして「支えてくれた皆さんのおかげ」と何度も感謝を口にした。
初めての政治活動は全てが手探りだった。退任を表明した稲村和美市長(50)の後継として今年7月、文部科学省を退職し、尼崎へ。2018年から3年間教育長を務めたとはいえ、地縁がない。駅立ちをこなし、市内を自転車で巡り、まちの課題を聞いて回った。
白井文前市長から2代続いた改革で、市は破綻寸前の財政を回復基調に乗せ、街頭犯罪は激減、暴力団事務所や違法風俗街はなくなり、民間と連携した駅前再開発も進む。だが依然として財政は厳しく、イメージ向上や子育て世代の転出超過など課題を抱える。
知名度を上げるのに手間取る間、維新は参院選で市内比例票トップに立つと、その勢いで9月に地元出身の候補を擁立し、圧倒的な組織力で迫ってきた。
選挙戦で松本氏は改革路線の継承を掲げ、教育長としての実績を強調。「市民との対話を重視し、誰一人取り残さない」と訴えた。稲村市長も「改革の流れを止めるわけにはいかない」と呼びかけ、応援に駆け付けた市民ボランティアの輪は終盤、一気に広がった。
「保育所や学童保育の待機児童ゼロ」「空き家を再生させる環境整備」「ものづくり支援」…。掲げた数々の公約をどう実現するか。松本氏は「行政だけで進めるのではなく、議会と議論し、市民を巻き込みながら、一つずつ確実に、課題を解決していきたい」と力を込めた。(広畑千春)
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