阪神

  • 印刷
西日よけのフィンを波打つように取り付けた新庁舎の前でテープカットをする関係者ら=伊丹市千僧1(撮影・斎藤雅志)
拡大
西日よけのフィンを波打つように取り付けた新庁舎の前でテープカットをする関係者ら=伊丹市千僧1(撮影・斎藤雅志)

 28日に業務が始まる伊丹市役所新庁舎(兵庫県伊丹市千僧1)の開庁セレモニーが22日、新庁舎前で開かれた。設計を手がけた世界的建築家の隈研吾さんら関係者約100人が出席。全国の公共施設で初めて無人決済システムを導入したコンビニや、デジタル化に対応した窓口などを整備し、市民サービスの向上を目指す。

 現庁舎は築50年を迎え、老朽化と耐震性が課題だった。2016年の熊本地震を契機に整備計画を大幅に前倒しし、20年1月から現庁舎と同じ敷地内で建て替え工事を進めていた。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造り地上6階、地下1階建て。清酒発祥の地として外観は酒蔵をイメージさせる白壁を基調とした。市民窓口を集約、デジタル化させて複数の手続きを効率的に行えるようになる。

 藤原保幸市長は「業務の省力化を図り、未来を先取りできる庁舎として市民に親しんでもらいたい」とあいさつ。鏡開きや高校生のなぎなた演武の後、関係者らは庁舎内に開業する「ファミリーマート」で無人決済の買い物を体験した。

 新庁舎は28日午前9時に開庁。現庁舎での窓口業務は25日午後5時半に終える(時間外除く)。(久保田麻依子)

阪神
阪神の最新
もっと見る
 

天気(10月2日)

  • 28℃
  • 21℃
  • 0%

  • 27℃
  • 16℃
  • 10%

  • 29℃
  • 20℃
  • 0%

  • 29℃
  • 18℃
  • 0%

お知らせ