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歴代のヘッドマークなどで飾られた車両を撮影する人たち=猪名川町松尾台1(撮影・斎藤雅志)
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歴代のヘッドマークなどで飾られた車両を撮影する人たち=猪名川町松尾台1(撮影・斎藤雅志)
阪急電鉄で使用されていた際のヘッドマークを付けた1756編成車=猪名川町松尾台1(撮影・斎藤雅志)
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阪急電鉄で使用されていた際のヘッドマークを付けた1756編成車=猪名川町松尾台1(撮影・斎藤雅志)
車両にカメラを向ける参加者=猪名川町松尾台1(撮影・斎藤雅志)
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車両にカメラを向ける参加者=猪名川町松尾台1(撮影・斎藤雅志)

 能勢電鉄(兵庫県川西市)が運行している「1754編成」と「1756編成」が、12月17日のダイヤ改正に合わせて引退する。阪急電鉄で通勤形電車の礎を築いた時代から約60年間、人々の暮らしの足として親しまれた。別れの撮影会が11月26日、日生中央駅であり、ファンらがその雄姿をカメラに収めた。

 1700系は1960年代に製造され、とりわけ1754編成は阪急電鉄で今の車両デザインの基本形となった「2000系」の初代として活躍してきた。

 その後に能勢電鉄の車両となり、1754編成は91年から、1756編成は92年から共に妙見線、日生線の全線で運行。しかし、ダイヤ改正に合わせて引退が決まり、能勢電鉄で残る1700系は1755と1757の2編成となる。

 撮影会には140人が参加。車体が留置線上に並び、「惜別」や「ありがとう」などと表示されたヘッドマーク19種類を職員が次々と付け替えた。阪急時代の名残を思わせる「西宮北口」や「高速神戸」と記されたヘッドマークもあり、参加者はさまざまなアングルで撮影したり、眺めたりしていた。

 兄弟で参加した大阪府豊中市の兄(19)、弟(16)は祖父母の家が川西市にあり、よく能勢電鉄に乗っていたといい「阪急時代からの歴史がある、昔ながらの車体。じっくり撮影できて良かった」と話していた。

 最終運行日は非公表。引退後は解体される。(久保田麻依子)

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