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優しいタッチで描かれた2匹の白いウサギ=西宮市大社町
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優しいタッチで描かれた2匹の白いウサギ=西宮市大社町

 兵庫県西宮市大社町の広田神社では、2匹の白いウサギを描いた縦1.8メートル、横2.8メートルの大絵馬が拝殿前に飾られている。年末まで見られる。

 市内に住む墨絵日本画家の武井香璋(たけいこうしょう)さん(62)が原画を手がけ、昨年11月下旬に奉納した。鳥居の向こうに輝く夕日と、神社に伝わる宝物の水晶「剣珠(けんじゅ)」を重ねて描き、鳥居前にたたずむウサギを神々しい光が包む構図になっている。

 ウサギの足元にある草むらには、幸運をもたらすという四つ葉のクローバーを4本だけ潜ませた。卯(う)年の「う」にかけて「願う」「かなう」「整う」「祝う」という四つの幸せが成就するように-との思いを込めたという。武井さんは「ぜひ参拝して絵馬を眺め、幸せの四つ葉を探してみてほしい」。

 広田神社への絵馬奉納は、父で墨彩画家の故・武井泰道(むいたいどう)さんが2013年の巳(み)年から始め、18年の戌(いぬ)年から長女の武井さんが引き継いだ。来年の辰(たつ)年を描けば親子で干支(えと)が一巡する。

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