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西宮神社の境内概略図
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西宮神社の境内概略図
最初の難所てんびんカーブ
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最初の難所てんびんカーブ
脚力試される直線福男道
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脚力試される直線福男道
大きなクスノキ
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大きなクスノキ
直角カーブ魔物の角
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直角カーブ魔物の角

 えびす総本社の西宮神社(兵庫県西宮市社家町)で10日、3年ぶりに福男選びがある。午前6時、表大門の開門とともに境内に飛び込んで約230メートルを走り、本殿へ先着した順に一番福、二番福、三番福が認定される。走っている途中に転倒する人をよく見るが、どれほどの難コースなのだろうか。

 福男選びの起源は定かではないが、開門を待ってお参りする習わしが競争に発展したといわれる。

 コースをたどってみよう。表大門から直線を50メートルほど進むと、右に130度はある急カーブに差しかかる。最初の難所とされる通称「てんびんカーブ」だ。

 地面がコンクリートから石畳に変わるために滑りやすい。続けて100メートルほどの直線は「福男道」と呼ばれ、真の脚力が試される。ただ、ここからが難しい。

 加速しきったところで左に約110度のカーブがあり、抜けた先の右手に大きなクスノキが立ちはだかっている。曲がりきれなかったり、混み合ったりするとぶつかりかねない。

 さらに直線を30メートルほど進むと「魔物の角」と呼ばれる右の直角カーブが迫る。本殿を目前にして転倒する人が相次ぐため、そんな通称があるそうだ。

 本殿でえびす顔を見せられるのは誰か。福男には、これだけの難所をクリアする技量と運が求められる。

 今回はコロナ禍に配慮し、前列に並ぶ抽選の参加者を先着1200人とし、従来より300人減らして実施する。抽選の受け付けは9日午後8時半から。

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