阪神・淡路大震災の被災者支援を長年続ける演歌歌手渥美二郎さん(70)への恩返しにと、震災を経験した兵庫県伊丹市在住のシンガー・ソングライターTOUMA(トウマ)さん(43)が、渥美さんが歌う人生応援歌「永遠鉄道」をカバーしたCDを発売した。走り続ける列車を人生になぞらえた歌詞の意味をかみしめ、「人生には浮き沈みがつきもの。この曲が誰かの生きる力になれば」と願いを込める。
TOUMAさんは、伊丹市生まれ。幼い頃からピアノに親しみ、歌手を目指した。大阪市立大学在学中にレコード会社に入り、作曲も手がけるようになった。2005年に作曲家として正式にデビューし、アイドルに楽曲を提供。08年、シンガー・ソングライターに転身し、アジアを舞台に活動してきた。
1995年1月17日、自宅で被災。自室の大型スピーカーが布団の上に落ち、自宅の塀が倒れた。家族は全員無事だったが、家を出ると、幼なじみの女子生徒が頭をけがして救急隊員に担がれていた。いつも使っていた阪急伊丹駅の駅舎は倒壊し、警察官1人が犠牲になった。「人はいつ死ぬか分からない」と感じた。
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一方、渥美さんは95年から2019年まで毎年、阪神・淡路の被災地支援コンサート「人仁(にんじん)の会」を東京で開催。収益金を被災地に送り続け、その総額は約6千万円に上る。
永遠鉄道は、埼玉県在住のシンガー・ソングライター岩渕まことさん(69)が1998年に発表した曲。動画番組の収録を通じて知り合った渥美さんが「嬉(うれ)し悲し繰り返し数え 行くあて知らずに走り続ける」という歌詞を気に入り、2019年にCDとして発売した。
TOUMAさんがこの歌と出合ったきっかけは、知人で、神戸市垂水区に住む亀井秀子さん(77)からの誘いだった。亀井さんは阪神・淡路で被災し、同市東灘区の実家が全焼した。同市垂水区で定期的にチャリティーコンサートを開き、渥美さんが2回出演。その縁で渥美さんから永遠鉄道の話を聞いた亀井さんが昨年4月、TOUMAさんにカバーを提案した。
苦難にもめげず前進する、という歌詞のイメージを気に入ったTOUMAさんは昨秋、録音。「被災地支援を続ける渥美さんと同じ曲を歌えば、恩返しできる。復興する被災地にも前向きなメッセージになると思った」と振り返る。
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昨年12月17日、渥美さんは、神戸市中央区のホテルで被災者の元タカラジェンヌ陽(よう)うららさんが主催したワンマンショーに出演。フィナーレでTOUMAさんと2人で、ジャズテイストでテンポが速い「永遠鉄道」をデュエットした。
終演後、渥美さんは「人とのつながりのおかげで、今回競作できた。これからも人との出会いを大切にしたい」と語った。
TOUMAさんのCDは1100円。購入希望者はメール(touma.ticket.otoiawase@gmail.com)で。

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