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「0、1、2歳児 育児の気がかり相談室 保育士が教える子どもの成長の手立て」の表紙
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「0、1、2歳児 育児の気がかり相談室 保育士が教える子どもの成長の手立て」の表紙
中田馨さん(提供)
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中田馨さん(提供)

 兵庫県西宮市で認可保育施設(家庭的保育事業所)を営む中田馨さん(44)が新著「育児の気がかり相談室」を出版した。食べない、しゃべらないなど、子育てで気になる112項目を挙げ、触れ合い方や声かけの仕方、発達を促す遊び方を解説する。「気にしすぎはよくないが、気になったときの参考になれば」と話す。

 中田さんは保育士で2人の子どもの母でもある。これまでに子どもの「イヤイヤ」や遊び方の本を出版した。今回はWAVE出版(東京)から「保護者が気になることに応える本を」と打診を受けて執筆した。

 特に食事や言葉は他人と比較しやすいので、悩みがちだという。1歳半~2歳で気になりがちな「単語を話さない、指さしするが言葉は出ない」という項目では「大人が言うことを理解して、自分の気持ちを伝えようとしていれば、基本的に心配する必要はない」としてこう助言する。

 「子どもと言葉で触れあうときに大切なのは気持ちを代弁することとほめること」

 中田さんは「親が気になる点は、その子が成長したがっているサイン。マイナスではなく成長発達するチャンスなんです」と話す。

 A5判、248ページ。2色刷り。税別1600円。書店などで販売中。WAVE出版TEL03・3261・3713

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