阪神間と神戸市の日本酒造りの歴史、文化をＰＲしようと、阪神間日本遺産推進協議会（事務局・兵庫県伊丹市）は、酒蔵の記念館などゆかりの２３カ所を巡るデジタルスタンプラリーと、スマートフォンを使ったフォトコンテストを開く。

　２０２０年に認定された日本遺産「『伊丹諸白』と『灘の生一本』下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷」を広く知ってもらおうと企画した。スタンプラリーでは、菊正宗酒造記念館（神戸市）▽御影公会堂（同）▽白鹿記念酒造博物館（西宮市）▽ヨドコウ迎賓館（芦屋市）▽鴻池稲荷祠碑（伊丹市）－など２３カ所に立ち寄ると、スマートフォンのＧＰＳ機能でデジタルスタンプが得られる。

　フォトコンテストは、写真共有アプリ「インスタグラム」で開催。神戸・阪神間で日本酒をテーマにした風景やイベント、グルメを、同協議会の公式アカウント（@japanheritage_sake）をフォローし投稿する。

　イベントの参加者は抽選や審査により、特産品や食事券などのプレゼントが贈られる。スタンプラリーは１カ所から応募可能。

　期間は３月５日まで。同協議会（伊丹市空港・にぎわい課）ＴＥＬ０７２・７４４・２０８８