兵庫・尼崎の個性的で魅力的な人、商店など約３０組を集めたイベントが、大阪市北区の阪神梅田本店２階で開かれている。尼崎をテーマにするのは初めてといい、目玉の一つが「尼崎商店街ヤバ着コーデ　フォトコン」。並ぶのはヒョウ柄に花柄、総スパンコール…と強烈な印象の服ばかり。来場者は「ヤバい！」と笑ってコーディネートを考え、写真に収めている。７日まで。

　「阪神クリエーターズアパートメント～尼崎の住人と暮らしの祭典」。創作活動を応援する同店常設のコーナーで、尼崎周辺で活躍する人や店をアパートの住人に見立てて紹介する。

　ヤバ着コーデは、あまがさき観光局のプロモーションディレクターの川本うきさんが発案。商店街を回り、思わず「どう着るの？」と感じる服を厳選し、店主らに趣旨を話すと、怒るどころか「おもろいやん！」とノリノリだったといい「これが本当の尼崎の魅力」と話す。投稿された写真をもとに、後日「印象に残るヤバ着」を発表する。

　会場では杭瀬の古本販売「二号店」やアトリエ「バンビ」、鉄工所の端材を使ったキャンプ用品ブランド「ＨＩＢＡＮＡＳ（ヒバナス）」なども出展。大阪府寝屋川市の女性（４９）は「尼崎は下町っぽさがあって楽しそう」と話した。

　午前１０時～午後８時（７日は午後６時まで）。