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武庫川女子大学の学生が作ったマーケティングを学べるカードゲームの紹介動画
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武庫川女子大学の学生が作ったマーケティングを学べるカードゲームの紹介動画
ゲームの制作過程をPRするインスタグラムの画面
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ゲームの制作過程をPRするインスタグラムの画面

 武庫川女子大学(兵庫県西宮市)の学生9人がイチオシのアイドルなどを応援する「推し活」を通じてマーケティングを学ぶカードゲームを開発した。その名も「推しが尊すぎるので商品開発してみた!」。アイドルを売り出すためのグッズを作ることを想定したプレゼンテーションゲームで、楽しみながらマーケティングの基礎が身につく。

 経営学部経営学科の高橋千枝子教授の下で学ぶ3年生7人が、昨年6月から考え始めた。彼女らにとって身近な「推し活」を題材にゲームの中身を決めたが、新たな課題が浮上。それは「推しのアイドルを絵にできる人がいない」ことだった。

 生活環境学部情報メディア学科の肥後有紀子准教授に相談を持ちかけ、肥後准教授の下で学ぶ3年生2人が作画を担当。アイドルの男性6人、女性6人の魅力的な「推し」が誕生した。

 学生が開発したゲームは4~6人で遊ぶ。まず「担当アイドル」「ターゲット」「製品カード」のカードを引く。続いて、マーケティングを考える上で大切な4P(プロダクト=商品、プライス=値段、プレイス=販売場所、プロモーション=広告宣伝)を考え、プレイヤーたちはその四つを順に発表する。相互に点数を付けて、高得点を取った人が勝ちとなる。

 例えば「王子様キャラの男性アイドル」の「Tシャツ」を「30代の主婦」に販売するとなれば「普段使いができるように、アイドルのロゴを袖に小さく入れる。買いに出かけるのは面倒かもしれないので通販にする」といったプレゼンテーションが考えられる。経営学科3年の南野瞳さんは「分かりやすく遊びながら学べるよう、何度もプレーしたくなるルールを心がけた」と胸を張る。

 クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイアー)」で3月25日まで制作費を募っている。

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