エネルギー不足や無月経、骨粗しょう症など女性アスリート特有の健康障害について、武庫川女子大学(兵庫県西宮市池開町)が学内の運動部員約300人を対象とした実態調査に乗りだしている。近年世界的に研究が進む分野で、健康障害につながる状態にないかを3年かけて分析し、学生の目を「強さ」だけでなく「健康」にも向けてもらい、必要に応じて適切な診療科につなげる。
冒頭の三つは「女性アスリートの三主徴」と呼ばれ、1997年に米国で発表された。エネルギー不足が無月経や骨粗しょう症につながり、競技力の低下だけでなく、将来の健康にも影響を及ぼすと危惧される。日本では東京五輪を機に注目が高まり、トップアスリートを中心に研究が進む。
県内有数のスポーツ強豪校である武庫女大では、健康・スポーツ科学部の鳥塚之嘉教授らが2022年9月から調査を始めた。対象は、体操や柔道、陸上、テニスなど専門度の高い14の部活だ。
武庫女大によると、無月経は将来の妊娠に影響する可能性があるにもかかわらず、運動を継続する上で学生たちは「むしろラッキー」と思ってしまいがちだという。1人暮らしや新型コロナのオンライン授業で、食生活が乱れたり生活が不規則になったりするなど、大学生特有の課題もある。
2月7日には新体操部で調査があった。1週間分の食事を写真に収めて報告し、摂取エネルギーを算出する。さらに月経の周期遅れがないかなどを尋ねたり、血液検査や骨密度を測定したりした。これらを季節ごとに測って平均値を取り、数値は学生にフィードバックして改善を呼びかける。
「競技の性質上、体重はよく量るけれど血液検査とかはしないので、自分の体のことがよく分かる」と女子学生(19)が話した。最後は整形外科医でもある鳥塚教授が一人一人を診察し、腰の痛みを訴える学生には「痛みが続くようならレントゲンを撮った方がいい」などと勧めた。
武庫女大によると、現時点で異常値の出現数はトップアスリートに比べて少ないが、鳥塚教授らは「現状を明らかにするとともに、健康への啓発を進めたい」と話す。この研究は文部科学省の科学研究費補助金(科研費)を受けており、成果は全国のアスリート支援に生かされる。

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