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報徳学園が東邦にサヨナラ勝ちを決め、アルプススタンドで歓喜に沸く部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場
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報徳学園が東邦にサヨナラ勝ちを決め、アルプススタンドで歓喜に沸く部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場
グラウンドの報徳学園ナインに、懸命に声援を送る部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場
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グラウンドの報徳学園ナインに、懸命に声援を送る部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場
報徳学園が東邦にサヨナラ勝ちを決め、アルプススタンドで歓喜に沸く部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場
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報徳学園が東邦にサヨナラ勝ちを決め、アルプススタンドで歓喜に沸く部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場
迫力の演奏で報徳学園ナインを鼓舞する応援団=西宮市甲子園町、甲子園球場
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迫力の演奏で報徳学園ナインを鼓舞する応援団=西宮市甲子園町、甲子園球場
サヨナラ勝ちを決めた報徳学園ナインをたたえる部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場
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サヨナラ勝ちを決めた報徳学園ナインをたたえる部員たち=西宮市甲子園町、甲子園球場

 打球が右翼手の前に落ちた瞬間、アルプスの歓喜は最高潮に達した。28日、選抜高校野球大会3回戦で東邦(愛知)と激突した報徳学園(兵庫県西宮市)。緊迫の展開が続いたタイブレークの延長十回裏、1年生の一振りで5-4と競り勝った。満席の応援団は劇的なサヨナラに跳び上がり、6年ぶりの8強をつかんだナインをたたえた。(浮田志保、池田大介)

 まさに「全員野球」だった。投手3人が継投し、15安打の猛攻で相手を攻め続けた。口火を切ったのは二回裏。1年西村大和選手(16)からの5連打で先制点をもぎ取った。

 三回裏のチャンスを作ったのは2番山増達也選手(17)。右前に運んだ後に盗塁を決め、最後は犠飛で生還。四回表には好守で相手の得点を阻んだ。息子の晴れ舞台を見るため勤務先の米・ニューヨークから帰国している父和俊さん(54)=西宮市=は「チームのためによく頑張っている。一人ではこの舞台まで来られなかった。けがなく楽しんで勝利を」。

 2-1で迎えた四回裏、8番林純司選手(17)が鮮やかな本塁打をレフトスタンドに放り込んだ。父幸生さん(46)=滋賀県長浜市=は「打った瞬間は息が止まった。本人の自信になる大きな一打ですね」とほほ笑んだ。自身が監督を務め、息子も所属した少年野球クラブ「びわファイターズ」の選手ら25人も滋賀から駆けつけた。澤村奈臣(なおみ)君(11)は「チャンスを逃さずチームに貢献していてすごい。林選手のようになるためにこれから練習を頑張ります」と意気込んだ。

 七回途中まで好投したのは今朝丸裕喜投手(16)。父裕さん(46)=神戸市東灘区=はマウンドの勇姿を見ながら「甲子園で投げるのが目標だった。晴れ舞台、思いっきり楽しんで」とエールを送った。

 延長十回の攻撃。アルプスは、この日一番の盛り上がりを見せた。満塁で打席に立ったのは西村選手。父憲二さん(53)=兵庫県西脇市=が脚を震えさせながら見守る。2球目。思いっきり引っ張った打球は全力で飛び込む右翼手の前に落ち、試合を決めた。「初戦は無安打で悔しかったはず」と憲二さん。大一番でプレッシャーをはねのけた息子を「『迷った時は前に出ろ』と常に言い続けてきた。あの局面でちゅうちょせずに振れたからこそ思い切り打てた。よくやった」とねぎらった。

がんばれ母校!ー読者の応援メッセージ

 母校です!現地に応援に行けませんが、心から応援しております!

 がんばれ報徳!

=RYOさん(37)

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