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「宇宙桜」として親しまれているエゾヤマザクラ。10年連続で開花した=伊丹市桑津3
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「宇宙桜」として親しまれているエゾヤマザクラ。10年連続で開花した=伊丹市桑津3

 宇宙飛行士の毛利衛さんがスペースシャトル「エンデバー」に種を積み込み、宇宙を旅したことで知られる「宇宙桜」が、兵庫県伊丹市立こども文化科学館(桑津3)に隣接する西桑津公園で開花した。今週末に見頃を迎えるという。

 宇宙桜の品種は、毛利さんの古里北海道で咲く「エゾヤマザクラ」。2000年2月に宇宙を11日間飛行した後、帰還した種子から育った苗木が全国約30カ所に贈られた。同館では05年10月に植樹され、8年半後の14年春に初めて花を付けた。

 10年目の節目となる今年は、昨年より6日早い3月29日に開花。4月5日現在は八分咲きで、ピンクの花びらと新緑が同時に楽しめる。同館によると、年を追うごとに枝ぶりがたくましくなっているといい、担当者は「昼間は見えなくても、空の向こうに星は輝いています。上を見上げて桜を楽しみ、その先にある星や宇宙に思いを寄せてみてほしい」と呼びかけている。

 同館TEL072・784・1222

(久保田麻依子)

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