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芦屋市役所=芦屋市精道町
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芦屋市役所=芦屋市精道町
西宮市役所=西宮市六湛寺町
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西宮市役所=西宮市六湛寺町
伊丹市役所=伊丹市千僧1
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伊丹市役所=伊丹市千僧1
宝塚市役所=宝塚市東洋町
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宝塚市役所=宝塚市東洋町

 統一地方選後半の兵庫県芦屋市長選と西宮、芦屋、伊丹、宝塚の4市議選が16日、告示された。芦屋市長選は、新人3人と現職が立候補し、1995年以来となる4人による選挙戦が確定した。投開票は23日。(村上貴浩)

 同市長選に立候補を届け出たのは、いずれも無所属新人の高島崚輔氏(26)、中島香織氏(55)、大塚展生氏(65)、現職の伊藤舞氏(53)。4人は16日朝に立候補を届け出、それぞれの事務所で出陣式に臨んだ。その後は選挙カーなどで市内をめぐり、舌戦を繰り広げた。

 17日も朝から駅やスーパー、銀行の前など人通りの多い場所でそれぞれが訴えた。

 4市議選には計163人が立候補を届け出、いずれも選挙戦となった。西宮市議選(定数41)には過去最多の66人が立候補。芦屋市議選(定数21)は前回と同じ29人、伊丹市議選(定数28)は前回比4人減の33人、宝塚市議選(定数26)は前回比2人増の35人が立った。各候補は子育て支援や物価高対策などを訴えた。

■西宮市議選 過去60年で最多の66人

 西宮市議選(定数41)には、過去60年で最多の66人が立候補した。競争率も約1・6倍と異例の高さで、激しい戦いとなっている。

 内訳は現職33人、元職4人、新人29人。党派別では、自民8人▽立民3人(いずれも社民推薦)▽維新10人▽公明8人▽共産4人▽れいわ1人▽政女1人▽参政2人▽諸派3人。無所属26人のうち新人4人は自民の推薦を受けている。

 人通りが多い駅前や商業施設前には候補者が相次いで登場。子育て支援や少子高齢化への対策、行財政改革などの政策を熱く訴えた。(山岸洋介)

■芦屋市議選 災害対策充実など訴え

 芦屋市議選(定数21)には、前回と同じく29人が立候補した。内訳は現職17人、元職1人、新人11人。届け出を済ました候補者は選挙カーに乗り込み、子育て支援や災害対策などを訴えながら市内を巡った。

 現職の男性候補はJR芦屋駅北側で新型コロナ対策などの実績を強調。「身近な存在として市民の声を市政に反映させたい」と話した。新人の男性候補は所得制限のない医療費の無償化を主張。同駅南の再開発事業で議会が紛糾したことを挙げ「市民を向いた議論ができる議会を」と訴えた。(中川 恵、村上貴浩)

■伊丹市議選 議員定数削減の主張も

 定数28の伊丹市議選には現職18人と元職4人、新人11人の計33人が立候補。前回より4人少なく、女性は計8人が立った。

 告示の手続きを済ませた候補者は阪急、JR伊丹駅前などで街頭演説。現職の男性候補は市の予算について「限られた財源で、本当に必要な施策を実施できているか議論が必要」とし、子育て支援の拡充などを訴えた。現職の女性候補は持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを充実させるとした。近隣市と比較し、議員定数削減の必要性を訴えた新人候補もいた。(久保田麻依子)

■宝塚市議選 病院建て替えなど争点

 宝塚市は定数26に対し、現職21人、元職1人、新人13人の計35人が立候補した。党派別では自民3人▽立民2人▽維新5人▽公明4人▽共産4人▽国民1人▽社民2人▽参政1人。無所属は13人で、うち2人を自民が推薦した。

 候補者は宝塚市立病院の建て替えや子ども医療費の無償化拡充、教育改革などを課題として訴えている。

 現職の男性候補は出陣式で「行財政改革をさらに進めていく」とアピール。新人の女性候補は駅前で「食と健康をテーマに市政に取り組む」と訴えた。(西尾和高)

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