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神事の後に始球式を行った関係者ら=尼崎市杭瀬南新町3(撮影・山村菜々子)
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神事の後に始球式を行った関係者ら=尼崎市杭瀬南新町3(撮影・山村菜々子)

 プロ野球・阪神タイガースの2軍球場が移転する小田南公園(兵庫県尼崎市杭瀬南新町3)で18日、新施設の起工式が行われた。阪神電鉄の久須勇介社長や阪神球団の杉山健博オーナー、尼崎市の松本真市長らが出席し、工事の安全を願った。

 新球場は2025年に完成予定の「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」。球場を含む公園全体を脱炭素化し、環境に配慮した「ゼロカーボンベースボールパーク」として整備・運営する。一方、市民から要望の多かったイチョウ並木の一部を移植するなど現在の公園の景観を残す。市は近くの大物公園や大物川緑地の再整備も進め、エリア全体を憩いの空間とする方針。

 地元の大物主神社が神事を執り行い、新球場のマウンドやホームベースの予定地で出席者らが始球式を行った。久須社長は「にぎわいと魅力にあふれる球場、四季を感じられ、防災機能を備えて地域に欠かせない公園を目指す」と述べた。施工者の熊谷組(東京)の桜野泰則社長は「この施設は尼崎市のにぎわいを取り戻す起爆剤。環境への配慮も怠らず、無事故・無災害で完成するよう全力で取り組む」と話した。(中川 恵)

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