阪神西宮駅北側の再開発イメージ図。ロータリーはバス・タクシー専用となり、駅(右手前)と公民複合施設をペデストリアンデッキで連結する(民間事業者作成、西宮市提供)
阪神西宮駅北側の再開発イメージ図。ロータリーはバス・タクシー専用となり、駅(右手前)と公民複合施設をペデストリアンデッキで連結する(民間事業者作成、西宮市提供)

 西宮市は14日、2024年度当初予算案を発表した。大幅な支出超過に陥っている赤字体質から脱却するため、5年間にわたって取り組む財政構造改善の初年度。昨秋からの編成にあたっては「新規施策や既存事業の拡充は原則認めない」という方針を掲げ、厳しい査定を行った。石井登志郎市長は「経費節減を図りつつ、未来に資する投資にも配分した」と述べた。