1937(昭和12)年に勃発した日中戦争の際、戦地などから送られた大量の手紙が、芦屋市の骨董(こっとう)品店に保管されている。西宮市出身の兵士らが慰問袋の礼状として地元の実業家に宛てたもので、129人分に上る。店主の男性は「戦後80年が過ぎたが、遺族が見つかるなら渡したい」と願う。(土井秀人)
1937(昭和12)年に勃発した日中戦争の際、戦地などから送られた大量の手紙が、芦屋市の骨董(こっとう)品店に保管されている。西宮市出身の兵士らが慰問袋の礼状として地元の実業家に宛てたもので、129人分に上る。店主の男性は「戦後80年が過ぎたが、遺族が見つかるなら渡したい」と願う。(土井秀人)