西宮市内の津波ハザードマップで表示が間違っていた事例
西宮市内の津波ハザードマップで表示が間違っていた事例

 兵庫県西宮市は、昨年8月に公表した市南部の津波ハザードマップについて、浸水の深さを示す着色が一部間違っていたと発表した。浸水の深さが「0~0・3メートル」の場所と「0・3メートル~1メートル」の場所の色が入れ替わっていた。市のホームページ(HP)上で公開していたマップを訂正した。

 市防災危機管理課によると、マップでは市域にも甚大な被害を及ぼすと予想される南海トラフ巨大地震が起きた場合を想定。津波によって予想される浸水の深さを示している。

 昨年の改訂版では緊急避難場所を追記したほか、カラーユニバーサルデザインで誰でも見やすいように、浸水の深さを示す色を変更した。紙で発行したマップは約24万部を市内の全戸に配布したという。

 色分けのミスは、今年1月末に県に通報があり発覚した。製作を委託した業者が間違って着色し、市も間違いに気付けなかったという。

 県は現在、南海トラフ巨大地震の被害想定について見直し作業を進めており、市も新たなマップを作成する予定。改訂に合わせて間違った色分けも修正し、再び全戸配布するという。市は「チェック体制を強化するなどして再発防止に努める」としている。(堀内達成)