ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日に開幕するのを前に、日本代表メンバーでプロ野球阪神タイガースの佐藤輝明内野手(26)の母校、仁川学院高校(兵庫県西宮市甲東園2)は、応援の横断幕を張り出した。同校の野球部長を務める中尾和光さん(46)は「国際大会出場は素晴らしい経験になる。フルスイングで豪快な一発を見せてほしい」と活躍を期待している。(潮海陽香)
佐藤選手は同市出身。同校から近畿大に進み、2020年にドラフト1位で阪神に入団した。昨年は本塁打と打点の2冠を達成し、リーグMVPにも輝いた。
同校は阪神入団時にも横断幕を製作。タイトルの獲得とWBCの初選出が重なったため、今回再び作った。校内にあるブルペンの前と一般の人も見ることができるグラウンド前の2カ所に張った。
佐藤選手が2年生の時まで監督を務めた中尾さんは「人から評価されたいとかではなく、監督が見てても見てなくても気にせず自分で行動するマイペースな生徒だった」と顔をほころばせた。昨シーズンの活躍には「低めの変化球にもうまく対応し、逆方向にも打てるようになっていた」と振り返った。
教え子の本塁打王などのタイトル獲得やWBC選出に「まさかこんなことになるとは。想像できない世界に行ってしまい、感慨深いものがある」とし、「プレッシャーと戦っていくのがプロ。1年で終わるのではなく、続けていくのが大事」と強調した。
佐藤選手と同じ小中高に通い、元野球部で同校3年の喜田陽音(はると)さん(18)は「メジャーのすごい選手がたくさんいる中で活躍して、世界に注目される選手になってほしい」とエールを送った。

























