兵庫県姫路市議会の高見千咲議員(30)=自民党、1期目=の交流サイト(SNS)への投稿を巡る政治倫理審査会の第3回会合が28日開かれ、審査会は高見議員に対し、昨年の県知事選に関する投稿の情報源を示すよう求める質問書を送ることを決めた。第4回会合を開く3月4日を回答期限としている。
高見議員は1月20日、自身のX(旧ツイッター)に「兵庫県警の内部では、特定候補(斎藤知事ではない)の応援をするように通達されていたと聞いた」などと投稿。県警は事実ではないとし、自民党県連を通じて削除を要請した。
昨年11月15日には、県知事選で落選した稲村和美氏について「(斎藤知事が見直しを訴える)1千億円で県庁舎を建て替える計画を、そのまま実行しようと訴えている」と語る動画を自身のインスタグラムに投稿した。
高見議員は県警関連の投稿について、2月25日に議会事務局へ送付した文書で「私自身が信頼できると判断したソースから得た情報であり、うそはない」と主張。今後の投稿は「市議会議員という立場が与える影響を考慮したい」などとしている。

























