超巨大おみくじで新年から笑顔に-。兵庫県丹波市青垣町東芦田の高座神社が、1月1日午前0時から、広げた新聞紙より大きいおみくじの授与を始める。子どもの身長くらいのおみくじ筒を振って引く。同神社の梅只敏幸宮司(80)は「家族や友人と訪れ、大きな福と笑いを持ち帰って」と話す。4日まで。
おみくじはA1サイズで、縦59・4センチ、横84・1センチ。「日本一大きなおみくじ」をうたう。サイズを生かし、項目を細分化。例えば「恋愛」は、出会い▽片思い▽縁談▽モテ期▽デート▽相性-に分かれる。
それに合わせて本文を具体的な内容に変更した。梅只宮司は「おみくじを引いても抽象的なので、家に帰るころには忘れていることが多い。少しでも神さんからの指針を持ち帰ってほしい」と狙いを話す。
従来の水占いおみくじを作る会社が廃業したことをきっかけに、梅只昌弘禰宜(ねぎ)(48)がおみくじを大きくしようと発案した。2016年から親しまれている高さ137センチのおみくじ筒に見合うサイズにした。喜んでもらうために凶は省き、特大吉から小吉まである。
総代の足立光正さん(75)は「正月は高座神社に参っていただき、境内がにぎやかになったらうれしい」と話した。
小学生と園児向けに、内容やイラストを変えたA3サイズのおみくじも用意。いずれも福引券が付いて500円で楽しめる。(伊藤颯真)























