近畿2府4県などでつくる大阪湾広域処理場整備促進協議会は25日、「大阪湾広域臨海環境整備センター」(大阪湾フェニックスセンター)の2期事業として現在使用している神戸沖埋立処分場について、次の3期事業で西側海域を新たに埋め立てる従来方針を撤回し、現処分場の上部に積み上げる方法で廃棄物を受け入れると発表した。期間は2031年度からの20年間で、同協議会は「工事費の高騰や廃棄物の減量化を踏まえた」としている。
同センターは兵庫を含む近畿2府4県、169市町村の一般廃棄物と産業廃棄物を処理。1990年以降、阪神・淡路大震災や能登半島地震などで災害廃棄物も受け入れてきた。第1期の尼崎沖と泉大津沖、現行の第2期で使う神戸沖、大阪沖の4カ所の処分場を管理している。
























