兵庫県たつの市は２５日、業務委託契約書の写しを偽造したなどとして、健康課の３０代の男性主査を同日から３カ月の停職処分にした、と発表した。
市によると、主査は今年５月以降、健康診断に関する業務について、契約書を作成しないまま業者に委託。業者からの請負費請求に対し、契約書の写しを偽造して契約書を作成したように装い、計約１３００万円を公費で支払った。
契約書には双方の押印が必要だが、主査は多忙を理由に、市側の押印がないまま業務を委託したという。
１２月上旬、業者から「契約書をもらっていない」と問い合わせがあり、不適切な事務処理が発覚した。（橘高 声）
