こうの史代さんがライブペインティングで描いた作品=姫路文学館望景亭
こうの史代さんがライブペインティングで描いた作品=姫路文学館望景亭

 姫路文学館(兵庫県姫路市山野井町)で開かれている特別展「漫画家生活30年 こうの史代展」(神戸新聞社後援)のイベントとして、こうのさんがライブペインティングで描いた大作「イメル・フウリ」が、今月13、14日に同館内で公開される。

 同展は、アニメ映画化された人気作「この世界の片隅に」など、こうのさんの漫画原画500枚を2期に分け、年代順に紹介する。デビュー前の絵やイラスト、愛用の道具なども展示している。昨年4月に金沢市で開幕して全国巡回しており、姫路が5カ所目。

 今回公開する「イメル・フウリ」はアイヌ語で「稲妻の巨鳥」を意味し、こうのさんは今年4月から同じ題の漫画を連載中。縦1・5メートル、横10・5メートルの紙に、不死鳥が翼を広げる姿を描いている。こうのさんが各地の会場でライブペインティングを行うたびに、描き足してきた。姫路文学館では4月18日の同展の開幕日にライブペインティングに臨み、鳥の頭上のサギソウなどを描いた。

 6月13、14日は同文学館敷地内の国登録有形文化財「望景亭」で公開する。13日午後1時半からは、書写山円教寺の大樹玄承住職が般若心経をテーマに講演する。14日午前10時~正午には、こうのさんが再度ライブペインティングを披露した後、午後1時半からトークイベントを開く。同展は21日まで。月曜休み。午前10時~午後5時。1100円。18歳未満は無料。姫路文学館TEL079・293・8228(藤本賢市)