2017年9月に神戸市長田区の路上で暴力団「任侠山口組」(現・絆会)の男性組員が射殺された事件で、兵庫県警長田署捜査本部は23日、殺人と銃刀法違反の疑いで指名手配していた特定抗争指定暴力団神戸山口組系組員、菱川龍己容疑者(50)を山口県内で逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
事件は17年9月12日午前10時ごろ、神戸市長田区五番町3で発生。任侠山口組(当時)の織田絆誠代表らが乗った車を菱川容疑者らが襲撃し、楠本勇浩組員=当時(44)=を射殺した疑いが持たれている。県警は現場に残された車やヘルメットなどから、菱川容疑者を実行役として指名手配していた。その後、拳銃2丁が同市北区の路上で見つかり、1丁が事件に使われたものと判明した。
菱川容疑者は当時、神戸山口組系傘下組織の組員だった。15年に山口組から神戸山口組が分かれ、17年には神戸山口組から任侠山口組(20年に絆会に改名)が独立した。
山口組の分裂以降、各地で抗争とみられる事件が続発。県内では19年に尼崎市内で神戸山口組幹部が自動小銃で撃たれて殺害された。23年には神戸市長田区のラーメン店で山口組系傘下組織組長の男性店主が射殺され、24年に絆会幹部の男が逮捕されている。
























