神戸市中央区中山手通6のマンション一室で大型冷凍庫から損壊された成人男性の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は22日夜、死体遺棄・損壊の疑いで生田署に捜査本部を設置した。男性は元住人で職業不詳の西口豊さん(1969年1月生)と判明したと明らかにした。
捜査本部によると、司法解剖などの結果、死亡推定時期は2011年12月ごろとしている。死因は不詳。殺人事件も視野に捜査を進める。
遺体は胴体部分で切断され、上半身と下半身はそれぞれ袋に入っていた。持ち去られるなどして欠けている部位は確認されていない。発見時、冷凍庫は電源が入っていなかった。
生田署によると、冷凍庫は玄関を入ってすぐの場所に置かれていた。玄関は施錠されており、損壊に使った可能性がある道具は発見されていない。遺体は衣服を身に着け、腐敗が進んでいた。
登記簿や関係者によると、現場は分譲マンションだが、遺体の見つかった3階の一室は現在、賃貸住宅として扱われている。
マンションは4階建て。署によると、住人から「異臭がする」という連絡を受けた管理会社が19日午後、署へ通報。翌20日正午過ぎ、鍵を開けて部屋に入った警察官が冷凍庫の中から遺体を見つけた。
事件当時、エントランスにあるポストは郵便物であふれていた。県警は22日も現場検証や鑑識活動を継続。冷凍庫を証拠品として押収し、夕方に運び出した。死因や死亡時期を特定するため、同日午後から司法解剖を行った。
現場はJR元町駅から約700メートル北西の住宅街。
























