神戸地裁=神戸市中央区橘通2
神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 神戸市内に展開する飲食店「神戸ラーメン第一旭」でアルバイトの外国人留学生を違法に働かせたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の罪に問われた運営会社「アサヒフーズ」(神戸市中央区)社長の男(80)らの公判で9日、神戸地裁は社長に拘禁刑1年、執行猶予2年、罰金150万円(求刑拘禁刑1年、罰金150万円)の判決を言い渡した。

 このほか関連会社元社員(62)に拘禁刑1年、執行猶予2年、罰金100万円(求刑拘禁刑1年、罰金100万円)、同社に求刑通り罰金150万円をそれぞれ宣告した。

 判決によると、両被告は同市中央区にある4店舗の店長4人=いずれも同罪で罰金刑確定=と共謀し、2022年12月~25年6月、「留学」などの在留資格を持つ外国人計10人を違法に従業員として勤務させた。

 酒井英臣裁判官は量刑理由で、アルバイト採用時に在留資格を確認し労働時間を管理するシステムの導入や、マニュアル整備といった同社の再発防止策などを踏まえ、執行猶予付き判決としたと述べた。