醸造技術発展に貢献してきた丹波杜氏の思いを込めて執筆したと話す西村隆治さん=神戸市灘区新在家南町
醸造技術発展に貢献してきた丹波杜氏の思いを込めて執筆したと話す西村隆治さん=神戸市灘区新在家南町

 灘五郷を代表する酒造会社「沢の鶴」(灘区)の14代目、西村隆治会長(81)が、日本酒の魅力を紹介した「ご存知ですか-お酒よもやま話」を出版した。吟醸、純米といった種類をはじめ仕込み作業、杜氏(とじ)の歴史、料理との相性までを網羅的に深掘り。「日本酒ファンが知識を深めるきっかけになれば幸い」と話す。(津谷治英)

「ご存知ですか-お酒よもやま話」

 江戸・享保年間発祥の沢の鶴。1945年、その当主家に生まれた西村さんは、京都大学大学院で法学を学び、沢の鶴に入った。