体を寄せ合うマヌルネコの赤ちゃん(神戸どうぶつ王国提供)
体を寄せ合うマヌルネコの赤ちゃん(神戸どうぶつ王国提供)

 兵庫県神戸市中央区・ポートアイランドにある神戸どうぶつ王国で、マヌルネコの赤ちゃんが生まれた。母の「アズ」と父の「ナル」の間に生まれた5匹がすくすく成長し、お披露目のタイミングを待っている。(羽生岳志)

 マヌルネコは、世界最古のネコ科の種とされ、シベリア南部から中央アジアの砂漠地帯などに生息している。体長は40~50センチほどで、寒暖差が激しい地域で生き残るため、厚い毛に覆われている。

 赤ちゃんネコが生まれたのは5月12日で、1匹が死産だった。残る5匹は順調に成長し、アズに体をうずめて母乳を飲んだり、「ミーミー」と小さな声で鳴いたりしている。

 現在の体長は約13センチで、体重も350グラムほど。寄生虫や感染症のリスクがあるため、飼育員が24時間態勢でモニターを確認し、変調がないかチェックしている。

 今後は、馬肉や鶏肉をすりつぶした離乳食に切り替えていく予定。一般公開の時期は決まっておらず、母子の体調や成育状況を見ながら判断するという。