新型コロナウイルス禍で、再び脚光を浴びたウオーキング。シニア世代の健康づくりをサポートするため、三木市は、民間のデジタル技術を取り入れた実証実験を進めている。シューズにセンサーを付けて日々の歩数を自動で記録したり、交通量のデータを活用して安全なルートを提案したり…。さて、その効果は。(小西隆久)
市の実証実験は10月、緑が丘・青山両地区の60歳以上を対象に始まった。市が包括連携協定を結ぶスポーツ用品大手のアシックス(神戸市)やあいおいニッセイ同和損保(東京都)などと協力し、来年3月ごろまで続け、参加者の運動継続や外出機会などへの効果を調べる。